10月16日の日曜稽古会

今日は昔の教え子が娘さんと一緒に稽古に来てくれました。昨日、濵田尚里選手の激励会に参加させていただいたのですが、その際にひょんなことから彼と連絡が取れて、遠いところ、わざわざ稽古に来てくれました。ほんとありがたいことで、久しぶりに会えてほんと嬉しかったです。


ケガの影響で本人とはせずに娘さんとだけしましたが、たくさん投げられてあげてたので、彼としたら自分の時と比べると驚いたかもしれません(笑)。彼も来てくれてた中学生相手に稽古つけてあげてて、昔よりも強くなってました。昔より20kgぐらい重くなったということなので「重さも強さのうち」ということでしょう(笑)。それとも娘さんの手前ということもあったから気合いが入ったんでしょうか(笑)?


また、彼ら親子だけでなく、今日は親子で乱取りする姿が多く見られ、柔道を通した非言語的コミュニケーションということを強く感じたことでした。


一方で、強さを求める中学生や自分の目指す柔道のためにガッツリ稽古する一般組なども、それぞれの目的に応じて稽古してて、違う目的の方との稽古も、お互いのいい刺激になっていたようです。


特に、娘さんの通う道場では回転運動や受けしかしないという昔の教え子にとって、広報部長や若者がガンガンやりあってたのは刺激になったようで、「体力つけて練習についていけるように頑張ります」と言ってました。また、「娘も楽しかった言っていたので、またお伺いさせてください」とも連絡来たので、娘さんにとっても良かったようで、なによりです。


日曜稽古会は特に競技志向、健康志向、レクリエーション志向、コミュニケーション志向、武道志向、教育志向など、柔道する目的は人それぞれ違い、多様化しています。自分の目的を達成するためには他の方の協力を得ることが必要ですし、そのために自分だけでなく、他の人の目的も尊重しながら、相助相譲で稽古していくことが大事ですし、それがある程度、日曜稽古会のカルチャーとして定着してると思ってます。参加してくれてる子どもたちには、そうした精神を身につけて、日常生活にも応用して成長していって欲しいものと思います。


今日、稽古に参加してくださった皆様、ありがとうございました。また、よろしくお願いいたします。