6月5日の日曜稽古会

今日は徳田くんの紹介で小林くんが稽古に来てくれました。中・高時代に造士館で一緒に稽古してた広報部長も久しぶりの再会に嬉しそうでした。こういうことも細々とでも継続してやってきたからこそだろうと思ったことでした。


彼らのように学生から就職して間もない間は仕事に慣れるのが精いっぱいで、柔道が仕事のような感じでない限り、稽古するのも大変だよな、とつくづく思います。休みの日ぐらいはゆっくりしたいだろうし。ただ、それぞれ県民大会のための大会に出るようなので、その準備の場にでも活用してもらえれば、と思います。そういう点で、全日本シニア選手権大会というアイディアは、柔道を仕事としない人たちにも目標にすることができる良い機会になると思います。


個人的には、若い人や重量級にかなわないけど、「おっ、オッサンやるじゃない❗」と思わせられればいいなぁ、と思いながらやってますので、こうして毎回のように違う方々が出稽古に来てくださってる環境で充分で、大会は必要ないな、と思っています。それなので、来てくださってる方々にはほんと感謝です。


中学生組は今週が地区総体で、これからが本番というところですが、もし彼らも大人になって、競技としての柔道から離れたとしても、また柔道したいな、と思ったときに気軽に来れる場所でありたいと思います。そのために、やっぱり大人が楽しんでやってるところを見せるのは大事だと思います。彼らとするときは指導者モードに入りますし、試合の方も頑張って欲しいと思いますが。


今日のランチで「行きすぎた勝利至上主義」ならぬ「行きすぎた上下関係」という話題で、必要以上の尊敬を求めるパワハラのようなことは今の時代には合わないし、下から自然と敬ってもらえるような人間性を磨くことが大事だとか、働き続けたいと思わせる環境づくりが大事だとか、経営者視点の話を聞けたのは収穫でした。アラフィフ二人に二十代前半二人でしたが、柔道してないとこうして話すこともなかったでしょうから、やはりやっててよかったと思うし、柔道を日常に活かすことが大事だとあらためて思ったことでした。


今日来てくださった皆様、ありがとうございました。また、よろしくお願いいたします。